ライフステージで変わる女性の身体

子宮頸がんの可能性
無月経や生理不順で真っ先に疑われる病気の1つが子宮がんです。
子宮がんには数種類あり、代表的なものとしては子宮頸がんと子宮体がんです。
どちらも早期発見、治療開始が望ましいですが、普段の生活の中で自分自身で気付くことは少ないため、定期的な健診が大切であり、症状が進行してから発覚することが多い病気です。
女性の死因となっている病気の中でも常に上位であり、最近では発症が若年化していると言われています。
子宮頸がんは多くの場合、性交経験のある人ならほとんどの人が感染する普遍的なウイルスにより感染、発症します。
ウイルスにはとても多くの種類があり、その中でもがん化するものは少ないですが誰にも危険はあるといえるでしょう。
子宮体がんの可能性
もう1つ女性特有の病気として考えられる代表的な病気に子宮体がんがあります。
子宮頸がんと違うのは、ウイルスによる感染を原因として発症するのではなく、女性ホルモンなどが原因となる部分です。
女性ホルモンの分泌と排出が行われる生理が正常なサイクルで行われていれば、通常は古い細胞は体外へ排出されますが、月経異常や生理が来ない状態が長く続くなど、女性ホルモンからの刺激を長い間体が受け続けると危険性が上がります。
もちろん、生理が来ないからといって必ずしも子宮体がんになるという訳ではありませんので、不安を感じたらまずは健診に行きましょう。
生理が来なかったり、不順になる原因にはストレスも関係しているので、メンタルの面でも一度見直してみることが大切です。